推しが新しい世界へ飛び立った話
みなさんは自担、推しの卒業や引退、退所を経験したことはありますか?
私は2017年に女子ドルの推し*1の卒業、芸能界引退を経験しました。発表されてからできる限り会いに行って、思い残すことがないようにグッズも買って、泣いて笑顔で彼女の門出を祝ったことがあります。
アイドルって永遠じゃないって知ってました?2次元でもアイドルが好きだったことも相まって私はこの時まで考えたこともなかったです。
時は流れて2018年11月30日、
私の推しが退所しました。
Jrチャンネル、サマパラ、あっておかしくないであろう場面に彼らのグループ名はありませんでした。いろんな噂も記事もみました。
もし、なにかしらがあったとしても解散とか(めちゃくちゃ嫌だけど)、誰かが抜けるとか(これも嫌だけど)その程度だと思っていました。グループが無くなっても誰がいなくなっても彼は残るんだと、彼だけはアイドルでいてくれるんだって謎の自信をもっていました。とにかく信じていたかった。
だってジャニーズ事務所のアイドルである彼を好きになったから。
まぁデビューしていた訳ではなかったけど、。それでも私はアイドルである彼を好きになったしアイドルじゃない彼を私は知らないから。アイドルじゃなくなった時も好きでいれるかどうかなんて想像も出来なかったし、好きかなんてわかんない。
実際は「お知らせ」を見た時ちょっとすごく動揺したものの、お知らせしてくれてよかったなぁ…程度でした。知らないうちにいなくなるもんじゃないですかJrって。お別れさせてくれるんだぁって。まぁその日はさすがに早く寝た。
翌朝、スマホで12月1日の文字を見た時途端に涙が止まらなくなってワンワン泣きました。(土曜日でよかったですまじで…)
「11月30日って昨日やん!?え、昨日発表して昨日退所やったん!???」
そこからはもうただただ感情の渋滞です。
事務所?デビューしていった彼ら?有名になった彼ら?誰?誰が悪い?私は誰を恨めばいいの?めちゃくちゃそれはもうめちゃくちゃ考えました。何も全員じゃなくてもよかったんじゃないか、連れていかないで欲しかったとか。そういえば結局お別れさせてくれなかったじゃん。ありがとうって伝えきれてないのに。
しばらく彼らの名前もグループ名もみたくない何も考えられない日々を過ごしていた時*2写真に写っている、という話を聞きました、みました。久しぶりに顔を見た気がします。元気そうな彼をみて泣きましためちゃくちゃ。
もう二度と会えないと思ってたから、見ることなんてないんだって思ってからまた会えてよかったなって気持ちでした。元気にしてたんだな、元気でよかったなって。
彼に出会わせてくれて、彼らの現場にたくさん連れていってくれた別ジャンルからのお友達、本当にありがとう。
私の好きな歌に*3
君と離れるのは悲しいけど
大事な別れだ
もっともっと広い世界
知らなきゃいけない
いつか(いつか)きっと(きっと)
違う道を選んだ意味
輝く未来のためと
互いにわかるだろう
風のように 風のように
思うままに生きてみよう
過去がどんな眩しくても
未来はもっと眩しいかもしれない
という歌詞があります。
この歌を聞いた時ハッとしました。私にとって彼と、彼らと夢を追いかけている時自担とは違った楽しさと違った眩しい景色を見ることができました。でも、彼は選んだんです。大切な仲間たちと。選択をしなければならなかったその背景がどんなものであれ、選んだ道は彼にとってもっと楽しくてもっともっと眩しい世界かもしれない。新しい世界はもった彼にとって素晴らしいかけがえのないものになるかもしれないなって。未来のことなんて私にも彼にももちろんわかるはずはないんですけど、それでも思いました。発表があるまで私は1人になってもいいから残って欲しいと思っていました。お願いだからアイドルでいて欲しい、デビューなんて言わないからただ歌って踊って笑っていてくれたらそれでいい仲間なんてまた作ればいいだからずっとずっといて欲しいって。実際はただただみんなと一緒でよかったね、大切な仲間と一緒ならこれからも怖くないね。今はそう思っています。
もう1曲私の好きな曲に、
また会えるように
笑い合えるように
届けたい 想い全部
夜空に願い込めて
離れていても
違う旅路でも
信じて歩いていく
僕らは繋がってるから *4
という歌詞があります。この先何度も思い出してつらくなる時も悲しくなる時もあると思います。もしここにいたら、これが彼らだったら…?たらればを何度も繰り返すと思います。でも私が彼が好きだった気持ちも彼がアイドルであったことも消えません。確かに彼らはここにいました、あのグループが新しく切り開いて歩んできた道は無くなったりなんてしないから。
とはいえ今現在彼が好きだという気持ちを込めてグッズを買うことも現場に行くことはもちろん、この気持ちを届ける手段も今の私にはありません。
だからこそいつか、いつかまた会える日が来るように、また彼らと笑える日が来るようにと信じて私は明日も生きてこうと思います。もちろんもう一度会えなくたって大丈夫、私と彼と彼らはきっとどこかで繋がってるから。
だから私は伝えきれなかった想いを全部ぜーんぶ込めて新しい世界へ飛び立つ彼を応援しています。
それから、彼の幸せを心から願っています。彼が幸せであってくれたらいいです。笑っていてくれたらそれ以上の望みはありません。
推しは生きているだけではなまる💮💯です。
忘れられない思い出を君にあげたい
と最後に彼に会えた現場で、広い横浜アリーナのステージで歌ってくれてました。*5
その歌詞通り、私にとって本当に本当に忘れられないに時間と歌になりました。
気になる!と言った私にお友達が買ってきてくれたフォトセ、夢のようなZeppで売り切れに怯えながらも買えたTシャツ、おもちゃみたいな腕に付けるライト、初めてグループ名の入ったペンライト、初めて自分で買ったフォトセたち、グループだけのポスター。それから単独のうちわ。数え切れないものを残していってくれたなぁと思います。
もちろん私の記憶の中の彼らの姿も、Love-tuneと、顕嵐と過ごした全部が宝物です。
素敵な夢を見させてくれてありがとうLove-tune。私はとっても幸せでした。
顕嵐、今までたくさんの思い出をありがとう。
これから顕嵐が出会っていく全部が輝きに溢れていますように。
大好きだよ!これからもずっと!また会おうね!
※2018/12/25 加筆修正